-Nucleostain- DNA Damage Quantification Kit-AP site Countingは、酸化ストレスなどの障害により生じるDNA損傷部位(AP site)数を測定するキットとしてこれまでご好評戴いております。しかしながら、そのキットを構成するHRP-streptavidinは現行のキットでは容量が少なく、その希釈溶液を調製する場合、溶液を採取しにくい場合があり皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりました。また、保存安定性の問題もあり、この溶液は常に冷蔵保存しておく必要がありました。
今回、様々な検討を重ねた結果、このHRP-streptavidinを安定化剤を添加した状態で1/100に希釈することで安定性が向上すると共に、溶液が少なく取りづらいという問題を解決することが出来ました。
これまでのキットとの変更点は以下の通りです。
〈現行〉
HRP-streptavidin
・容量10μl
・溶液調製法
HRP-streptavdin 8μlをTE bufferで40 mlに希釈する。
〈改定〉
HRP-streptavidin
・容量500μl
・溶液調製法
HRP-streptavidin 400μlをTE buffer 19.6 mlに希釈する。
今回の改定はHRP-streptavidinの容量と希釈方法のみとなります。その他の操作方法等は全く現行の方法と変わりません。
得られる実験結果は現行のキットと全く違いはございません。
〈輸送および保存条件について〉
現行のキットでは輸送条件は冷蔵でなければならず、輸送状態の不安定な海外については性能を保証できないため、お出しすることができませんでした。今回安定性が大幅に向上した新しいキットにおきましては、海外への輸送に際しても安心して性能を保証できることから、今後は海外のお客様へも本製品を提供できるようになりました。しかしながら国内のお客様に対しましては、輸送条件および保存条件は、これまで通り冷蔵輸送・冷蔵保存とさせていただきます。お手元にて保存する場合は確実に冷蔵保存していただきますようお願い申し上げます。
今回のキット内容の変更に伴い、取扱説明書を一部変更させていただきました。使用前に取扱説明書をお読みになり使用方法をご確認の上ご使用下さい。また、クイックリファレンスを添付致しております。実験時にお隣に置いてご利用下さい。
品名 | 容量 | 価格(¥) | メーカーコード |
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-Nucleostain- DNA Damage Quantification Kit-AP site Count ing | |||
5 samples | 21,000 | DK02 |
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