アガロースゲル電気泳動は、遺伝子操作などの解析には必要不可欠な方法で、ゲルの支持体であるアガロースは実験内容によって使い分けが必要です。そこで、弊社では実験目的に適したアガロースを使用するために、3種の分子生物学用アガロースをご用意しております。
10kb以下のDNAの分析に最も汎用されているアガロースです。1%のアガロースで1〜6kbのDNAを分析できると言われています。
現在、アガロースゲルが通常の方法で分析し得る範囲はアガロースのポアサイズから考えて20kb までであると言われていますが、10数kb の DNA についてもゲル強度の小さいアガロースゲルを用いると検出前にゲルが崩れてしまう危険性があります。Agarose 1500はゲル強度が1500 g/cm2であるために、低濃度のゲルでも崩れにくくなっています。
現在、電気泳動をかけた後、その分離したDNAを次の実験に使う場合、目的DNAを回収するということが必要になります。方法としては、低融点アガロースを用いる方法、DEAEペーパーなどのイオン交換体を用いて電気泳動的に回収する方法、透析膜の中で電気泳動的に回収する方法などがあり、その中でも低融点アガロースを用いる方法が最も操作性が良く、短時間で回収することができます。
Agarose LM200は融点が67℃以下(通常のアガロースは80℃以上)と低く、電気泳動分離後のDNA断片の抽出に適しています。
紹介した3種のアガロースはDNase, RNaseが検出されず、核酸(DNA, RNA)の分析及び分離回収に安心して使用できます。
J. Sambook, E. F. Fritsch, T. Maniatis, "Molecular Cloning-A Laboratory Mannual, 2nd. Ed."(1989), Cold Spring Harbor Laboratory Press.
| コード番号 | 品名 | 容量 | 価格(\) |
|---|---|---|---|
| 341-07842 343-07841 |
Agarose 900 | 25g 100g |
4,000 11,000 |
| 344-07832 346-07831 |
Agarose 1500 | 25g 100g |
4,000 11,000 |
| 340-07851 346-07853 |
Agarose LM200 | 10g 50g |
8,000 29,000 |