
図7.種々のリポソームへの血清タンパク質の結合
DPPC、コレステロール、修飾脂質をモル比で10:10:1となるようにしてリポソームを調製し、37℃、30分間、50%ウシ胎仔血清中でインキュベートした。その後スピンカラムによりリポソームと非結合の血清タンパク質を分離し、リポソームに結合したタンパク質量を求めた。括弧内は荷電、あるいはRES回避リポソーム(R)を示している。PGlc、パルミチルグルクロニド;DCP、ジセチルリン酸;DPPG、ジパルミトイルホスファチジルグリセロール;PS、ホスファチジルセリン;SA、ステアリルアミン;STAC、塩化セチルトリメチルアンモニウム